俳句甲子園 菅(すが)さん"蝸牛"(かたつむり)で最優秀 厚木東チーム総合でも3位
第14回全国高校俳句選手権大会(俳句甲子園)が8月20日と21日、愛媛県松山市で行われ、県立厚木東高校の菅千華子さん(2年)の句が最優秀賞に輝いた。また、菅さんが所属する同校Bチームは、総合成績でも3位となった。
俳人の正岡子規や高浜虚子を輩出した松山市で開催される同大会。今年は、全国25都道府県から33校36チームが出場。全国の高校生が出されるお題に合わせ俳句を創作。日本一を目指し、熱い戦いを繰り広げた。
最優秀賞となったのは「未来もう来ているのかも蝸牛」という句。小さい頃、高校生になっていることは遠い未来に思えたが、今ふとそんな気持ちを想い返すと自分が考えていた未来に立っている。そんな想いを詠んだもので、お題の蝸牛は不格好な姿形だが一歩一歩前進しているイメージから組み合わせた。
菅さんは「信じられないという思いです。私の全身全霊を込めて作った句なので、選ばれた時は本当に嬉しかった」と喜びを語る。
菅さんが俳句を始めたのは今年の5月から。普段は茶道部で活動しているが、俳句を指導している国語の井上宰子教諭に誘われ挑戦することになった。わずか3カ月で賞を受賞したことに驚いている様子だが、短い期間でも、句集を読み井上教諭の指導のもと勉強に励んだ成果が実を結んだ。
チームも大活躍
同校からは、2チーム10名が全国大会に出場した。4年連続の出場だが、過去の成績はすべて予選敗退。だが、今年はAチームが決勝トーナメント2回戦に進出。Bチームは強豪校を破り3位となった。菅さんの他にも、優秀賞に高橋里波さん、入選に森藤美佳さんと園田葉さんの句が選ばれる活躍となった。
井上教諭は「これまで続けてきて良かったと思う。自主性にかける生徒が多いが、よいチャンスを与えられ、生徒の成長を目の前で見られて幸せでした」と話した。
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4月19日