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厚木・愛川・清川 スポーツ

公開日:2012.08.17

トランポリン
堺君が最優秀選手賞
「最高難度点賞」の新記録も

  • メダルと記念の楯を持つ堺君

 厚木健康体操センターに所属する堺亮介君(伊勢原市立山王中3年)が7月26日から29日まで大阪府熊取町ひまわりドームで行われた「第40回全日本ジュニアトランポリン競技選手権大会」に出場し、最優秀選手賞と最高難度点賞を受賞し、中学生男子の最高難度記録を塗り替えた。



 この大会は小学1年生から中学3年生101人が出場した。10人が出場する決勝で予選トップの堺君は緊張の中、最後に競技を行った。評価は、演技点、難度点に加え、高さ点(跳躍時間)の合計得点。決勝で総合得点53・610点をマークして頂点に立った。



 堺君は6月後半からスイスやカナダで大会に出場し、いずれもメダルを獲得。その勢いのまま今大会に臨んだ。海外でのメダル獲得、様々な環境で年上の選手にもまれてきたことが大きな自信になったという。昨年、予選で失敗した悔しい思いを大会に懸けていた。「緊張をコントロールすることが課題」だったが、優勝が決まった瞬間、気持ちを抑えきれずガッツポーズで喜びを表現した。



 「ジュニア大会のダブル受賞は狙い通り。連戦続きで疲労がたまっていたが、集中力を切らすことなく、大会に入っていけたのが良かった。9年間の最後で受賞ができて本当に嬉しかった」と笑顔で振り返った。



 堺君を指導する厚木健康体操センターの平田朝生さんは「ジュニア大会の決勝はうまくいった。スポーツで夢を持った人間なら、当たり前のことがしっかりとできるようになってほしい。オリンピックに出るんだという意思をしっかりと持って努力してほしい」とエールを贈った。



 堺君は2歳からトランポリンを始め丸13年。トランポリンをやっていた母の背中を見て育ち、ひたむきに努力を重ねてきた。現在は、自分が競技している姿をビデオで研究し、筋トレやバランスボールなどで日々トレーニングに励み、「世界の頂点」を目指している。

 

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