公民館で管理する団体の運営費計約149万円を不正に持ち出し横領したとして、厚木市は10月30日、厚木南公民館(厚木南地区市民センター)に勤務する男性主事(27)を、同日付で懲戒免職処分にした。また、不正を把握していたにもかかわらず全額を返却させただけで、市や市教委への報告を怠ったとして、上司のセンター所長(53)を停職2カ月、その他の関係者9人を減給処分とした。
市職員課によると、男性主事は地元住民などでつくる「公民館まつり」や「新春のつどい」など7団体の通帳などを管理する立場にあった。今年4月に運営費の会計処理状況を点検したところ、前年度から通帳を不正に持ち出し、現金約76万8千円を持ち歩いていたことが判明。その一部を自身が起こした交通事故の賠償金として使っていた。
今年5月に一度は全額を返却させたが、センター所長が上司へ報告せず、その後も男性主事は約72万5千円を着服。センター所長が10月11日になって初めて、社会教育部長へ報告した。
小林常良市長は市のホームページ上で「誠に遺憾で、市民の皆様にご迷惑をお掛けいたしましたことについて深くお詫び申し上げます」などとコメント。市長など特別職3人の給料の一部返納、辞退を発表した。
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