本厚木駅北口にある厚木なかちょう大通り商店街振興組合(六ヶ村健三代表理事)のアーチ。1月の強風で看板の一部が破損してしまったが、国の「商店街まちづくり事業」を活用し、年内にも新装されることが分かった。
このアーチは1983年に設置。本厚木駅北口と県道40号線をつなぐ、厚木なかちょう大通りの入口を飾る「街の顔」のひとつとして親しまれてきた。
しかし今年1月2日、強風によりアーチ上部の「厚木なかちょう大通り」と書かれた看板の一部が落下。幸いケガ人等の被害はなかったものの、現在も看板の半分が外れた状態が続いている。
通行人からの問合せや「このままではみっともない」という内部の意見もあり、同振興組合では対応策を検討していた。
設置から30年経っていることもあり撤去案も出たが、新たなデザインのアーチを再設置する方針を決定。折りしも今年、中小企業庁が商店街等を対象にした補助金事業の募集をしていたことから、同事業への申請を行った。
この「商店街まちづくり事業」への申請は5月31日付で採択されたが、具体的な補助金額の決定等はこれからとなる。この制度では最大で総予算の3分の2が補助される。同振興組合ではこの他に厚木市の補助金制度も活用し、残りの金額を自己負担する。
「出口」に2本目新設も
アーチのリニューアルに際し、同振興組合では厚木なかちょう大通りの「出口」となる中町交差点付近にもアーチを設置することを決定。全長360mの同通りの始点と終点を明確にすることで、海老名方面など県道側からの来客を増やすねらいがある。
また、来春オープン予定の(仮称)あつぎ元気館が通りの中間部分にある。このため、2つのアーチができることによって元気館への人の流れが生まれることも期待されている。
新設するアーチと、従来の場所でリニューアルするアーチは同じデザインになる予定。六ヶ村代表理事によればデザインは未定だが、LED照明を搭載したり、市マスコットキャラクターの「あゆコロちゃん」を盛り込むことなどが浮上しているという。
「冬のイルミネーションに間に合うように完成できれば」と六ヶ村代表理事。2つのアーチが街のにぎわい復活の入口となるか、注目が集まりそうだ。
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