11月22日から25日に千葉県などを会場に開催された若手技能者の夢の舞台「技能五輪全国大会」。厚木市内に拠点を持つ日産自動車(株)に勤務する5人が上位入賞を果たした。
厚生労働省と中央職業能力開発協会主催の技能五輪は、原則23歳以下を対象にした大会。機械や料理など幅広い分野で働く若手の意欲を高め、技能レベルを上げる目的がある。51回目の今年は、40部門に全国から約1100人が参加した。
岡津古久にある日産テクニカルセンター(NTC)からは自動車板金部門で柾屋貴紀さん(20歳)が1位、中村雄太郎さん(同)が2位、陣内雄大(じんのうちかつひろ)さん(同)が敢闘賞を獲得。日産先進技術開発センター(NATC・森の里)からは機械製図部門で小山倫弘さん(21歳)と安部翔伍さん(20歳)が敢闘賞に選ばれた。
自動車板金部門は、鋼板を切り出してハンマーなどで形を整え、図面通りの製品を作る技術を競う。昨年3位に入賞し、2回目の出場となった柾屋さん。今まで培った技術と職場の仲間の応援が自信に繋がり、「負ける気がしなかった」という。自分の力を発揮し、念願の頂点に立った。「言葉では表せないくらいの達成感を感じた」と振り返る。
初めて挑んだ中村さんと陣内さん。大きなミスは無かったものの、先輩には一歩及ばなかった。「悔しいという気持ちの方が大きかった」と口を揃える。
図面で部品の表現や実物を測定し立体モデルを作る「機械製図部門」。2年連続で敢闘賞を獲得した小山さんは「技能五輪での経験を生かし、誰も作れなかった車を生み出したい」と夢を話した。初出場の安部さんは楽しく競技に臨めたものの「結果はショックだった。もっと技術を磨かなければ」とリベンジを誓った。
中村さん、陣内さん、安部さんは第52回大会出場を狙う。目標は1位を獲って国際大会に進み、世界一になること。来年に向けて動き出している。
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