厚木市水引出身で東京の藤本ジムに所属するキックボクサー・内田雅之選手(36)がこのほど(財)日本プロスポーツ協会が主催する「2013年度第46回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞」で功労賞に選ばれた。
同賞は68年から毎年開催されており、日本のプロスポーツにおいて長年にわたり著しい活躍をした選手に贈られるもの。今回はプロ野球の田中将大選手が同賞の大賞を受賞した。また、過去には「なでしこジャパン」や松井秀喜氏、大相撲の白鵬関、男子ゴルフの尾崎将司プロをはじめ、長嶋茂雄氏や王貞治氏などの名前もならぶ権威ある賞だ。
内田選手はキックボクシング日本フェザー級チャンピオン。受賞の一報は防衛戦の一週間前に届いた。「自分がもらっていいものなのか」と嬉しいという気持ちよりも複雑な気持ちだったと胸の内を明かす。内田選手は受賞決定後、勝って授賞式に出たいと、試合では常にプレッシャーとの闘いだったという。
昨年12月8日、後楽園ホールで行われたタイトルマッチで瀬戸口勝也選手(同級1位・横須賀太賀)を相手に5ラウンド判定勝ちを収め、同選手が持つベルトの3度目の防衛を果たした。瀬戸口選手と3回目の対戦となった内田選手は、「重要な試合。戦略を練って、イメージ通り戦うことができた。相手のパンチを封じ込めれば必ず勝てると思って試合に臨んだ」と僅差での勝利を振り返る。勝った瞬間は、「試合では地元から毎回マイクロバス2台で60〜70人の大応援団が来るので、勝ってほっとしました。(功労賞を受賞しても)やったという気持ちと、まだまだ向上していかなければいけない気持ちの半分半分」と神妙な面持ちで話した。「強くなりたい。うまくなりたい」との一心でやってきた内田選手。肉体と精神とのバランスがうまくかみ合っていかないとリングに上がったときに良い動きができず、日々の体重管理と精神面のコンディション管理を怠らない。「スランプも調子の良い時期もあった。山あり谷あり。だから今がある。さらなる頂点を目指します」と抱負を話した。
内田選手の戦績は、38戦22勝6敗10分け(4KO)。
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