神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

10月5日に厚木アーバンホテルで開かれる「朗読会」をプロデュースした 伊藤 寛之さん 戸室在住 73歳

公開:2014年9月26日

  • X
  • LINE
  • hatena

「いつも燃えていたい」

 ○…「本来、人の心は優しくて潤っているもの。朗読で忘れかけていたものを取り戻し、一服の清涼感を提供できたら」と10月5日に開かれる俳優・寺田農さんの朗読会をプロデュース。作品は高村光太郎不朽の名作「智恵子抄」。朗読会開催のきっかけは、昨年演劇仲間の寺田さんと厚木でお酒を酌み交わしたときだ。

 ○…「昔の仲間の訃報に接すると青春の話になる。元気なうちに何かやらないか」と寺田さんと話し合い、昨年一回目を開催。作品は森鴎外の「高瀬舟」を選んだ。今でも演劇仲間と年賀状を交換し、親交も深い。舞台を観に行くことも多く、仲間との出会いが大きな財産になっていることに感謝する。モットーとしている「群れない、媚びない、阿ねない」が生き方の原点だ。映画『おくりびと』などで活躍する山崎努さんに舞台に3回出演してもらった。

 ○…北海道の生まれ。大学入学を機に上京した。大学時代は見飽きるほど演劇に夢中になった。演劇、脚本に興味をもち20代後半の頃、不動産の仕事をしながら、貯めたお金で新劇のプロデュースを始めた。「無名の才能がある人を世に送り出すこと」が醍醐味なのだという。1967年に公演された『ベケット』で制作助手として関わったことがスタート。以来、デビュー作となった『バラ戦争』をはじめ、時代とともに様々な演劇を制作してきた。「演劇とは無から有を作り上げていくもの。興奮しますよ」

 ○…結婚を機に演劇に携わる機会は減ったが、それまでは「既成の枠から飛び出し、好きな作品を好きな仲間と自由な発想で」燃えていたと話す。演劇のことになると話は尽きない。朗読会の次の構想はすでに頭の中に描いているそうだ。「いつも燃えていたい」と笑う。実は(株)ハウジングプラザ山王代表取締役。厚木に事務所を構えて35年になる。本業の不動産業の傍ら、舞台をマネジメントする。まっすぐで飾らない人柄が印象的。妻と2人暮らし。

厚木・愛川・清川版の人物風土記最新6

小川 貴司さん

4月に発足した厚木市消防本部日勤救急隊の隊長を務める

小川 貴司さん

厚木市寿町在住 45歳

4月26日

澤本 徹さん

4月1日付けで厚木市立病院の救急センター長に就任した

澤本 徹さん

厚木市七沢出身 52歳

4月19日

横田 和道さん

厚木警察署長に就任した

横田 和道さん

厚木市内在住 59歳

4月12日

野口 昌子さん

40年にわたり高校生に茶華道を指導し今も厚木北高で続ける

野口 昌子さん

厚木市出身 88歳

4月5日

平山 享さん

清川村煤ヶ谷駐在所勤務となった

平山 享さん

清川村煤ヶ谷在住 47歳

3月29日

實吉明子さん

アミューあつぎで刺繍アート展を開催した

實吉明子さん

厚木市中町在住 69歳

3月22日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook