「新あつぎ市民健康体操」の監修をした 高橋 勝美さん 神奈川工科大学教授 53歳
根っからの 体育人
〇…厚木市で24年ぶりに制作された「新あつぎ市民健康体操」。2013年に発足された制作委員会の委員長として携わり、先日その全容が発表された。「今後どう広がっていくかが成功のポイント」と、わくわくとした表情を浮かべる。
〇…きっかけは90年に制作されたあつぎ市民体操の見直しを市から依頼されたことだった。神奈川工科大学でスポーツ科学を専門としていることから白羽の矢が立った。より、運動効果の高い新体操の制作に13年9月から着手し、約半年かけて、試行錯誤が行われた。体操のテーマは「幅広い年齢の人にできるもの」。幼稚園児からお年寄りに親しめるのは音楽だということで、軽快な曲とダンスを取り入れた体操を考案した。
〇…「体操自体で抜群に効果が出るということではなくて、動こうというきっかけになってもらえればね」と、ざっくばらんな語り口。リトミックのような左右非対称の運動も取り入れ、「認知症防止」を謳う。確かにやってみると少し苦戦。お年寄りは5、6回でスムーズにできるようになるという。「みんなが集まったときとか、会社の朝礼でやるようになればいいね」
〇…静岡県浜松市出身。中学生の時から陸上一筋でハードルと幅跳びの選手だった。日体大に進学後も競技を続けたが、怪我で断念。大学院に進み、88年に現在の大学へ助手として赴任した。08年からはロボット・メカトロニクス学科で教授を務め、人間の運動機能の測定や「感性」の研究を行っている。「根が体育人だからね、じっとしていられないのよ」と、休日も仕事や県の体育協会、高齢者の体力測定ボランティアなどに駆け回る。趣味は「本当にない」と言いながらぶらり旅とかいいかも、とぼそり。家族は妻と娘が3人。月に一度は揃って食事、年に1度は家族旅行と家族思いの一面も。「それをやっておけばね」と茶目っ気もたっぷり。川崎市在住。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>