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厚木・愛川・清川 文化

公開日:2014.10.31

方言で地域を知る
厚木北公民館で講座

  • 話に耳を傾ける参加者たち

 厚木に昔からある言葉を学ぶ講座が10月24日、厚木北公民館で開かれ、幅広い年齢層が参加した。

 これは同地区文化振興会によって年に数回開かれる講座の一つ。今回は郷土史家の中丸武夫さん(83)が講師を務め、厚木の方言について他の地域との比較も交えながら講義を行った。

 方言は地域の文化や、人々の生活習慣、気候などを表しているという中丸さんの話から始まり、参加者の出身地の方言も披露。厚木の言葉の大きな特徴は「べーべー言葉」で「いくべ」、「やんべ」といった方言は今もよく耳にするという。他にも、共通語だと思っていた言葉が方言だったことを知ると、参加者からは驚きの声もあがった。

 夫婦で参加していた宮内秀夫さん・安江さん(田村町在住)は「とても面白かった。昔使っていた言葉も聞けて懐かしい感じ」とほほ笑んだ。中丸さんは「今はネットなどで自分勝手に言葉を発信できる時代。けれども、話し言葉にこそ地域が表れていることを忘れずにいてほしい」と話した。

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