旭町のソニー(株)厚木テクノロジーセンターに勤務する技術者社員4人がこのほど、米アカデミー科学技術賞に選ばれ、現地時間の2月7日、アメリカ・カリフォルニア州で授賞式が行われた。これは、同賞を主催する映画芸術科学アカデミーが、世界の科学と技術に貢献した企業などに贈る権威ある賞だ。
受賞者は、同社プロフェッショナル・ソリューション事業本部の筒井一郎さん、武昌宏さん、デバイスソリューション事業本部の田村光康さん、浅野慎さん。
4人は、2011年5月に発売した業務用有機ELマスターモニターの開発に大きく貢献した点などが評価された。マスターモニターとは、放送局が放送・上映前の映像を最終的に確認するときに使用するモニターのこと。
モニターは、自発光方式の忠実な黒と、100万:1以上の高いコントラストとともに、動画ブレや残像が少ないことが特長。ソニー独自の「スーパートップエミッション」構造のフルHD(1920×1080)有機ELパネルを採用し、高輝度な画像を表示することができるという。
同アカデミーは、受賞理由を、「正確で広色域のモニターは、編集工程で求められる映像を正確に再現できるため、撮影現場においても自信を持ってクリエイティブなイメージを決定できる」と挙げている。
ソニーは「これからも技術で映像表現の可能性を追求し、高画質、高品位な製品を提供していきます」とコメントを寄せた。
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