相川中学校(片山秀彦校長・生徒数281人)が3月11日、世界55カ国以上で取り組まれる環境学習プログラム「エコスクール」のエコ認証、グリーンフラッグを初めて取得した。中学校の取得は、国内で初の快挙。
エコスクールとはNGO環境教育基金(FEE)が提唱する、エコ活動を通じて子どもの自主性を育むプログラム。同認証は、環境への取り組みが世界基準で認められたことを意味する。
同校では2年生を中心に、学校全体でエコスクールに取り組んでいる。生徒会を軸に、ゴミ分別や節電節水などを役割ごとに専門委員会に振り分けて活動。教職員のサポートはあるものの、基本的に全て生徒自ら課題を見出し、改善案を考え実行している。
エコスクールに取り組み始めたのは、現2年生が入学してから。相川小と戸田小で同認証を経験していた生徒たちが教職員に提案し、50人ほどでAEP隊(相川エコプロジェクト隊)を結成。多くの生徒に理解を得られるよう、オリジナルのエコキャラを考案するなど試行錯誤を繰り返し、1年目で学年に、2年目から学校全体で取り組むことができるまでになった。
認証のための審査会は、6日にFEEジャパンの審査員2人を招き行われた。代表の生徒18人が臨み、漫才風の掛け合いやお手製のパネルで活動を発表。審査員の鋭い質問にも全員が力を合わせ乗り切った。
代表の小塩実可子さん(2年)は、「旗が届いた瞬間は、純粋に嬉しかった。全校に披露したとき皆が大喜びで、改めて団結力を感じました」と話した。次なる目標は「エコ活動を相川中の伝統にする」こと。環境活動を学校から地域まで広げ、次の世代に受け継いでもらいたいという。
国内の取得校は、高校から保育園まで合計9校(3月17日現在)。市内では同校のほか、戸田小と緑ヶ丘小、相川小が取得している。
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