厚木・愛川・清川 文化
公開日:2015.12.11
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「厚木のSALUです」
地元への想いラップに乗せ
「SALU」と書いて「サル」と読む。人気ラッパーとして、シーンをにぎわせている彼は、どこか儚げな雰囲気が漂う。
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▽12月19日(土)に市文化会館で開催される「ATSUGIミュージックフェスティバル」。そこで、地元アーティストとして選ばれたのが彼だ。出身は北海道。高校3年生の時に厚木にやってきた現在27歳。
▽父親の影響で小さいころから音楽に触れていたが、楽器はできない。そんな中、中学生の頃、日本語でラップをするKICK THE CAN CREWに出会った。「これなら僕でもできると思ったんですよね」。
▽ラップの魅力に取りつかれると、ひたすらリリック(歌詞)を考える日々。高校生になるとクラブやライブハウスに通い、パフォーマンスに明け暮れた。
▽その実力が評価され、2012年にCDデビュー。これまでに4枚のアルバムとミニアルバム、8枚のシングルをリリースした。多くの音楽メディアには絶賛のコメントが並び、SMAPの香取慎吾さんから直々に楽曲提供の依頼を受けるなど、注目を集めている。
▽当日は厚木を描いた新曲『AFURI』を初披露。「地元への想いを皆さんに伝えたいです」とまっすぐに前を見つめて話す。「厚木でライブをやるのは初めて。厚木在住だけどこれまで前面には言えなかった。これからは『厚木のSALUです』といえるように、全力を出したいです」。そのパフォーマンスに期待が高まる。
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