1月20日、厚木からメジャーアーティストが誕生した。その名は「NakamuraEmi」。メジャーデビューアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』(販売元・日本コロムビア)に収められたパワフルな歌声は、心の奥に突き刺さる。
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▽生まれも育ちも、市内依知の33歳。小さなころから歌に興味があったかといえば、そうではない。音楽に出会ったのは短大生の頃。友達に誘われたバンドで、ボーカルを務めたことが、はじまりだった。卒業後は、さまざまな仕事をしながらギターを奏で歌う日々。「仕事もしながら、ふわふわと音楽をやっていましたね」とアーティスト写真とは一味違った、屈託のない笑顔を見せる。
▽2007年には「中村絵美」として、本格的にライブ活動や曲作りを開始。J―POPのバラードの弾き語りを行っていた。転機となったのが、11年。レゲエのミュージシャンのライブを見に行ったことだった。「いままで、自分がやってきた音楽と違って自由で。これだ!と思いました」。
▽それからは、「NakamuraEmi」として、書き溜めた想いや日々の出来事を、自分のために歌うようになった。12年以降、CD『NIPPONNO ONNAWO UTAU』を3タイトル制作。15年に発売された3枚目は全国のCDショップに並んだ。小柄な姿とは裏腹に、力強く、想いをぶつける言葉とメロディーは、女性からも多くの支持を受ける。
▽メジャーデビューについて問えば「ありがたいですけど、一つの作品ができたという達成感が大きいですね。どれも厚木で出会った人たちによってできた曲ですから」と考えながら語る。「がんばっている人、壁にぶつかっている人の支えになれば嬉しいです」。これからも彼女は想いを歌い続ける。
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