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いわて国体へ「日本一めざす」 日立オートモティブ厚木野球部

スポーツ

公開:2016年9月30日

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バッティング練習をする選手たち(=愛川町・田代球場)
バッティング練習をする選手たち(=愛川町・田代球場)

 恩名の日立オートモティブシステムズ株式会社厚木事業所野球部(佐野賢三監督・部員数20人)が、10月から始まる第71回国民体育大会「いわて国体」軟式野球競技に15回目の出場を決めた。47年ぶりの日本一をめざす。

 同部は、昨年の国体で準優勝、実業団の全国大会でも毎年のように好成績を残す関東の強豪チームだ。創部は、1958年。今年は高卒1人、大卒2人が新戦力として加入した。

 予選では、今年5月に行われた県大会で優勝。続く8月には、8チームで5つの国体出場枠を争う関東ブロック予選で、栃木県選抜に勝利。2年連続の出場を決めた。

守り勝つ野球がチームの強み

 「伝統的にピッチャー主体で守り勝つ野球」を支えるのは、「制球力に優れ、ストレートを含めた5つの球種すべてでストライクが取れる。間違いなく県内No.1ピッチャー」と佐野監督が言い切る、大卒から同部一筋のエース・阪口徹投手(32)。今季、新人の岡孟杜投手(22)と橋本友樹投手(22)が加わり、厚みの増した5人の投手リレーで、めざす目標は優勝だ。

 昨年のわかやま国体では、1972年以来の決勝進出を果たすもパイオニア(埼玉)に敗戦。自身3度目の国体となるエース阪口投手は、リベンジに燃える。「また国体に出られるチャンスを得ることができた。今年こそ去年を超える優勝をめざし、チームで気持ちを高めていきたい」と語気を強めた。

 本選には、全国から32の実業団と県選抜チームが出場する。初戦は10月2日、対戦相手は北海道代表の六花亭。

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