昨年行われた厚木市ターゲットバードゴルフ協会(小島堯(たかし)会長)の調査によると、市内で約600人がこの競技に興じているという。羽のついたボールを専用のマットに置きゴルフクラブで打つ、ニュースポーツの一種で基本的なルールはゴルフと一緒だが、傘を逆さにした形状のホールが大きな特徴だ。
小島会長は「ホールに入れるにはふわりと高く打ち上げなければいけない。技術が必要で、一番白熱する」と醍醐味を話した。
中高年でも気軽にできる同ゴルフは市内の各自治会の老人会を中心に20年ほど前から広まり、現在では愛甲や荻野など10地区の支部が活動中。田島清司総務部長は「練習後にみんなと食事に行くのも楽しみの一つ。活動を通して地域の交流の場になっている」と話した。同会では、練習で使用している公園の芝の手入れも定期的に行うなど地域貢献もしている。
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