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横須賀・三浦 経済

公開日:2026.02.27

障がい者支援
心に向き合う。経験と包容力で築く「第二の我が家」
グループホーム こんこんハウス(横須賀市津久井)/若井泰世さん・勝さん

  • 利用者の団らんの空間であるダイニングスぺース

    利用者の団らんの空間であるダイニングスぺース

 共同代表の若井泰世さんは、18年にわたり福祉の現場を歩んできた。特に知的障がい者との関わりの中で、彼らの純粋さや素直さに触れる瞬間に、何物にも代えがたい喜びを感じてきたという。言葉がうまく出ない利用者の「行動の背景」を探り、一つずつ紐解いていく過程に魅了されてきた。それは単なる課題解決ではなく、試行錯誤の末に心を通わせ、その人と真に向き合えたと実感できる瞬間でもあったという。

 2年前に法人を立ち上げ、昨年4月に念願のグループホームを開設。創業時、大きな支えとなったのが、商工会議所の存在だ。経営経験のない二人は、帳簿の付け方から融資の相談まで、商工会議所の担当者に文字通り「伴走」してもらった。特に、利子補給などの優遇措置を受けられる期限が迫る中、担当者が電子申請を迅速に進めて間に合わせたスピード感には、若井さん夫妻は今なお深い感謝を抱いている。

 定年を機に共同代表となった夫の勝さんも活動を共にする。泰世さんが誘った形だったが、「実際に接してみると、彼らとのやり取りは本当に面白くて奥が深い」と、かつての仕事とは全く異なるやりがいを実感している。長年、製造の最前線で数十人の部下をまとめ上げてきた勝さんの包容力は、入居する利用者たちにも安心感を与え、家族のように慕われる存在となっている。「安心して過ごせる居心地の良い場所をここ、横須賀で」

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