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医療レポートNo.7 「足の痛みや腫れに注意」 取材協力/とうめい厚木クリニック
社会医療法人社団三思会(市内船子)の総合外来部門、「とうめい厚木クリニック」の各診療科を紹介する医療レポートシリーズ。今回は、血管外科の医師で、医務部長を務める小島淳夫氏に話をうかがった。
血管外科では、動脈や静脈の病気を診断から治療まで、一貫して行っている。大動脈瘤などの大動脈疾患、下肢静脈瘤、エコノミークラス症候群、透析用内シャントなどが主な対象になる。
小島医師は日本脈管学会専門医で、弾性ストッキングコンダクターなどの資格も持つ。高齢化が進む中で、注意すべきは足の血管の病気だという。
足の動脈が詰まってくると、心筋梗塞や脳梗塞を発症するケースが増えることから、歩いた時にふくらはぎが痛くなったり、腫れやむくみを感じたときなどは、外来を受診するように呼びかける。また喫煙者や糖尿病患者もリスクが高まることから、定期的な足の血管の検査を勧めている。
小島医師が心がけていることは、「その人にとって何が一番良いかを考えた治療」。患者それぞれの術後の生活を考え、治療方法を提案している。
「足の痛みには、危険なことが隠れていることが多いので、一度検査することをお勧めします」
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4月19日