活動報告 一般質問で「ゆるスポーツ」を提言 神奈川県議会議員 山口 貴裕
9月21日に続き、9月25日の神奈川新聞に、一般質問が掲載されました。
神奈川県は平成29年3月に「スポーツ推進計画」を策定し、県民のスポーツ実施率の向上を目指しています。しかし本県におけるスポーツ実施率は決して高いとは言えません。実施率の向上を図るには、スポーツの習慣のない人が、個人のライフスタイルにあった種目を見つけて気軽に始められるよう、県が幅広い選択肢を提示することも必要です。
誰もが楽しめる「ゆるスポーツ」
そこで注目されるのが、「ゆるスポーツ」です。『世界ゆるスポーツ協会』が発信し、テレビ等でもクローズアップされ、スポーツ庁の有識者会議でも取り上げられています。
「ゆるスポーツ」は老若男女、運動の得意・不得意を選ばず、健常者も障がい者も、誰もが「ゆるっと」楽しむことができ、誰もがアスリートになれる新しいスポーツとして話題を呼んでいます。地域の特色を生かした新たな種目が次々と生まれ、既に70種目以上が実践されています。
例えば、「イモムシラグビー」という種目は、専用のイモムシウェアを着用して、ほふく前進したり転がったりしながら行うラグビーです。見た目もユニークで子どもにも親しみやすく、また全員が足を自由に使えないという共通の条件でプレーします。健常者も障がい者も、誰もが参加できる観点からも、県が取り組む『ともに生きる社会かながわ憲章』にも繋がり、障がい者理解の促進が期待できます。
また幼児施設をはじめ自治会等のレクリエーションにも有用です。老若男女、健常者も障がい者も、誰もがスポーツを楽しめる生涯スポーツ社会の実現を目指し、これからもさまざまの分野において提言します。
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![]() 上)イモムシラグビーの様子/下)世界ゆるスポーツ協会HPの最初のページ
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2019年12月6日号
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