厚木版 掲載号:2018年12月7日号
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厚木市障害者福祉事業所連絡会の会長として尽力する 伊吾田 弘さん 下川入在住 41歳

「みんなと変わらない」

 ○…市内にある12の小規模障害者施設が連携して活動する同会。今年の4月から会長として任にあたる。「それぞれに成り立ちや運営方針は違うけど、『利用者のために』という方向性は同じ。地域にある障害者の就労などの場としての作業所を多くの方に知ってもらいたい」と話す。会では、障害者や職員の交流会、各作業所が製作する商品の販売会、職員の質の向上をめざす研修会などを企画する。

 ○…障害者福祉に携わるようになったのは、福祉の専門学校を卒業し、市役所の臨時職員として働くようになってから。当時、市が運営していた施設で障害者のサポートをするうちに、この仕事にやりがいを感じた。その後、20代半ばで現在、所長を務める工房小野橋へ。「中学の時に祖父が半身不随になったこと、高校で福祉委員として募金活動や車いす体験などを経験したのが、この道に進んだきっかけかも」と話す。

 ○…埼玉県生まれ。親が転勤族だったこともあり、各地を転々とし、中学1年の時に厚木市に転居した。青春時代は藤塚中、愛川高に通った。子どもの時から数学好き。理由は「答えが出るから」。「仕事でも答えを探したり、証明したくなっちゃう。ほとんど答えはないんですけどね」と微笑む。家族は妻と3人の息子。「休みに子どもとボール遊びするのが、息抜きですね」と頬をゆるめた。

 ○…「障害者も、作業所で素晴しいものを作れるし、仕事もしっかり受けられる。みんなと変わらないというのを知ってほしい」という。そのために、子どもの時から障害者と当たり前にふれあう重要性も説く。「それが利用者の社会参加に繋がる。障害について知ってもらうために、もっと会の存在をアピールしていきたい」。

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