小学校を訪れた力士と児童が交流を深め、日本の伝統文化を学ぶ『ドッコイフェスティバル』が1月に市内の3校で行われた。
今回は29日に戸田小、31日に荻野小と厚木小で開催。日本相撲協会の芝田山部屋に所属する高麗の国譲二さん(三段目)、浜田山敬志さん(序二段)、龍勢旺祐崇さん(幕下)、翔傑喜昭さん(三段目)が、各校を訪れた。
力士と児童が相撲を取りはじめると、どの学校も大きな歓声に包まれた。体全体で力士にぶつかる児童、2人で同時に挑む児童など、さまざまな策を練って勝負を挑むも、動じる気配のない力士に会場が大いに湧いた。
フェスティバルを振り返り、戸田小6年の女子児童は、「大人なのに体が柔らかいのは、とてもすごいと思った。勢いのある『はっけよい、のこった』という声も、戦う前に気合いが入って良かった。寒かった体もおかげで温かくなった」と感想を話した。
同事業を主催する日本教育相撲プロジェクトの頼住道夫理事長は「どの学校も、児童や力士への声援が素晴らしく、地割れがするんじゃないかと思うほどの一体感だった。子どもたちにとって、良い体験になったと思う。引き続き市内で続けていきたい」と話した。
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