戻る

厚木・愛川・清川 社会

公開日:2019.07.19

「診療はいつでも真剣勝負」
神奈川県医師会理事 笹生循環器クリニック 笹生正人院長

 ▽(公社)神奈川県医師会の理事として公衆衛生部門を担当する。厚木市医師会の前会長でもあり、一貫して保健衛生の向上に尽くし、地域医療に貢献してきたことが評価された。「公衆衛生は全体を見て社会医療の改善、向上するのが努め。引き続き取り組んでいきたい」と話す。

 ▽県医師会では、中学2年生のピロリ菌検診と治療のモデル事業に努め、現在は4年目に入った。「ピロリ菌が体内にあると胃がんの可能性が高くなる。若い時期にしっかり検査、治療すれば胃がんの可能性は極めて低くなる」と話す。その他にも、県医師会では、禁煙推進、子宮頸がんなどのがん予防の制度管理、感染症への対策などに努めている。

 ▽祖父が開業医で、交通事故で運ばれてくる負傷者の治療にあたる背中を見て、幼いながらに「自分も人を助けたい」と思ったのが医師をめざしたきっかけ。1994年には厚木市旭町に、笹生循環器クリニックを開業した。「診療はいつでも真剣勝負。患者さんのために一つの見落としもあってはいけない」。これからも強い想いを胸に診療、地域医療に携わっていく。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの新着記事

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS