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厚木・愛川・清川 教育

公開日:2020.03.27

清川村
タブレットで学習支援
休校中でも教員がアドバイス

  • タブレットを活用して自宅学習する児童

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け全国的に小中学校が休校となるなか、清川村教育委員会では、全児童・生徒に貸与しているタブレット端末を利用し、学習支援を行った。休校中でも児童や生徒が教員とコミュニケーションを取ることができ、村教育委員会では「学習支援に効果があった」と分析する。

 村では、新年度から必修化されるプログラミング教育や、近年の情報化社会を見据え、昨年11月に全小中学校の児童・生徒に1人1台、タブレット端末を導入。資料作りや予習など、様々な教科で活用している。

 タブレットは通常各校で管理しているが、新型コロナウイルスによって清川村でも3月3日から24日まで休校措置が取られることになったため、特別に各自の家庭へ持ち帰り、学習支援に活用することになった。

 村立小学校では、休校前日の3月2日に毎日の学習用としてプリントを配布しており、児童が回答し、自分で採点した結果を教員に送ると、教員から「ここはこうして解くと良いよ」などアドバイスが返ってくる。分からなかった部分の質問をすることもでき、毎日のコミュニケーションにつながっている。

 緑小学校3年生の井上恭伍君は「先生が毎日クイズを送ってくれて楽しい」と笑顔。保護者の美由紀さんは「こうやって先生とやり取りがあることで、『勉強しよう』という気になってくれていると思います」と話す。村教育委員会では「タブレットを先行導入していたことで、今回の緊急対応ができました。学習の支援につながったと思う」と話す。

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