神奈川工科大学が、4月に開設したロコモ予防の拠点施設「ロコモサポートステーション」(厚木市中町3の3の17/ITエクステンションセンター2階)。新型コロナウイルスの影響でオープンが延期となっていたが、6月17日(水)から本格始動する。
ロコモサポートステーションは、要介護の主な要因となるロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)の予防を目的に、健康データの測定や運動指導が受けられる施設。全国のモデルとなるような高齢者支援体制の構築をめざす、同大学の研究ブランディング事業の一環で開設された。
加齢や病気などによる筋肉量の低下は、歩行機能の低下に直結する。それが引きこもりの原因となり、認知症を進行させる一因にもなる。それを解消するべく同施設では、株式会社DKHと共同開発した測定装置『健幸aiちゃん』を用いて、脚筋力、歩行機能、認知機能を測定。ほかにも身長、肌年齢、骨密度、血管年齢などを測定する。その場で結果に基づいて、インストラクターがロコモ予防のための運動方法などをアドバイスしていく。健康づくりの一環として、グループレッスンやオンライン指導も取り入れる。測定や運動指導は、同大学から委託を受けた一般社団法人スポーツミーム(厚木市妻田西/鈴木研人代表)が行う。
開設時間は火、水、木曜日の午前9時から午後5時まで。費用は測定・カウンセリングが1回5百円、グループレッスンが1回1千円。原則20歳以上が対象となる。
事業リーダーを務める同大学健康福祉支援開発センターの高橋勝美教授は「この場所では、いつでも測定ができ、運動指導が受けられるロコモ予防の拠点をめざす。測定結果から、『ロコモの見える化』を図り、地域の皆様の健康、生きがいづくりのお手伝いができれば」と話す。
無料測定会
地域の人たちに施設を知ってもらおうと、同施設では、6月17日(水)、20日(土)、23日(火)、25日(木)に無料測定会を開催。各日とも午前9時30分から午後1時までに7コマ開催し、各回定員5人。
さらに、グループレッスンの無料体験会も実施する。日時は6月30日(火)、7月1日(水)、2日(木)の午前10時からと11時からで各回定員10人。測定会、体験会のどちらも事前予約制となる。
詳細、問合せはスポーツミーム【携帯電話】080・1127・6853または【メール】meme.sportsclub@gmail.comへ。
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