神奈川県は6月12日、保育所等利用待機児童数の状況について発表した。4月1日現在の県内の待機児童数は496人で、現在の集計方法となった02年以来、過去最少となった。厚木市は昨年に引き続き、1人だった。
厚木市
厚木市の発表によると、4月1日時点での就学前児童数は9632人で過去最少。一方で、利用申込児童数は3613人(前年比226人増)で過去最多となった。そのうち入所決定児童数は3481人(同180人増)、希望の保育所などに入所できず保留となった児童は132人(同46人増)だった。
保留児童132人のうち、特定の園を希望する人が120人で、そのほとんどを占める。
利用申込児童数が増加したのにも関わらず、待機児童は1人に留まった要因として市保育課では、4月1日よりおひさまっこ保育園の定員を30
人増員したこと、とびお幼稚園が認定こども園に移行し定員が増えたこと、その他のこども園でも定員が増加したことを挙げた。
また市では、保育士不足解消のための取り組みとして、独自の奨学金返済助成金や転入助成金、復職等奨励助成金を実施しているほか、昨年度から保育士に年間一律6万円を支給する「あつぎ手当」も導入している。
愛川町
愛川町は、就学前児童1425人のうち、申込児童数が592人(前年比1人減)、入所決定児童数が555人(同27人増)、待機児童数は4人(同10人減)だった。
町子育て支援課では、待機児童が減少した理由として、18年度に愛川幼稚園が認定こども園に移行し定員が増加したこと、19年3月に小規模保育施設・保育所あいかわ第二(定員19人)を開所したことを挙げる。
清川村
清川村は、就学前児童数110人のうち、申込児童数が40人(同5人増)、入所決定児童数が38人(同3人増)、待機児童数は2人(同2人増)だった。村では16年からゼロだったため、5年ぶりの待機児童となった。
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