厚木市では7月から、新型コロナウイルス感染症対策の強化を図るため、授業準備や感染症防止業務など、教員をサポートする「スクール・サポート・スタッフ」を新たに23人採用し、市内の全小中学校に1人ずつ配置している。
「スクール・サポート・スタッフ」の職務内容は、授業準備、学習プリント等の印刷・配布準備、校舎内の清掃・消毒作業など、教員業務の支援。雇用期間は2021年3月まで。採用されたのは、20歳から75歳までの男女23人で、大学生や元教諭、保護者など経歴もさまざまだ。
藤塚中学校(安藤史校長/上依知)に配置された佐藤奏子さん(21)は、桜美林大学に通う4年生で、同中学の卒業生。大学では日本文学を専攻し、中学の国語教諭を目指している。佐藤さんは月水金の週3回、午前中に勤務。昨年4月から学習ボランティアとして週1回同校に勤務していたこと、コロナの影響で大学の授業がオンライン授業になり、時間に余裕ができたこともありスクール・サポート・スタッフに応募したという。
佐藤さんは、出勤するとまず職員室の掃除からスタート。その後、配布物のコピーや給食配膳の補助などもしている。「先生たちに『いつもありがとう』と声をかけていただけると嬉しい。自分から積極的に先生に声を掛けている」とやりがいを話す佐藤さん。安藤校長は「いろいろなことに自主的に取り組んでくれるので助かっている」と話す。
市教育委員会では「休校期間から再開された学校は、児童・生徒の心のケア、感染症対策など多くの大人たちのサポートが必要。スクール・サポート・スタッフの方には、先生方のサポートとともに学校の一員として尽力していただきたい」と話している。
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