厚木・愛川・清川 社会
公開日:2020.10.02
SAP厚木店
赤い羽根自販機で地域貢献
県内の遊技場で初の設置
アミューズメント施設のSAP厚木店(厚木市妻田東)に8月から赤い羽根共同募金仕様の自動販売機が設置されている。市内では2台目、遊技場で設置されるのは県内で初となる。
首都圏を中心にパチンコ・スロット店SAPを経営するサンキョー株式会社では、各店舗に地域貢献の担当者を決め、店ごとにさまざまな事業に取り組んでいる。厚木店でも、これまでにフードバンク活動への協力、台風時の一時避難場所として立体駐車場を開放するなど、地域貢献に取り組んできた。
今回の自販機導入を提案した同店主任の波多野和人(かずひと)さんは、「何か新しい地域貢献がしたい」と考えていたところ、厚木市社会福祉協議会の広報紙を目にし、赤い羽根共同募金仕様の自販機のことを知った。社会的に貢献できるほか、生まれも育ちも厚木市の波多野さんにとって「ここでの募金が厚木で使われるので、地元・厚木に貢献できるという想いもあった」と、導入を決めた理由を話す。その後は会社や代理店の許可を得て、とんとん拍子に進めていった。
今回、設置されたのは店内に5台ある自販機のうちの1台。「飲み物を買うと売上げの一部が募金できるしくみなので、買ったお客様が温かい気持ちになってもらえれば嬉しい」と話す。また、「県内の遊技場で初の設置と聞いて驚いた。パチンコ店は自販機も多いので、これを機に赤い羽根の自販機がほかの店にも広まれば」と話す。
赤い羽根共同募金10月からスタート
今年度の赤い羽根共同募金運動は10月1日に始まり、来年3月31日(水)まで実施される。この共同募金は、地域福祉の推進を図るために、集まった寄付金をその地域の社会福祉事業、更生保護事業など、社会福祉を目的とする事業者に配分される。市内で同運動に取り組む県共同募金会厚木市支会(厚木市社協内)では「今年は新型コロナの影響もあり、ご無理のない範囲で寄付をお願いできれば」と話している。
ピックアップ
意見広告・議会報告
厚木・愛川・清川 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











