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厚木市粗大ごみ 処理手数料を値上げへ 経費との適正化図る

社会

公開:2020年10月9日

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環境センターに持ち込まれた粗大ごみを処理していく職員
環境センターに持ち込まれた粗大ごみを処理していく職員

 厚木市は、粗大ごみと特定粗大ごみの処理について、環境センター(厚木市金田)へ搬入する場合の手数料を値上げする条例の改正案を発表した。10月25日(日)まで、パブリックコメントを実施し、市民からの意見を募っている。

 改正案によると、値上げになるのは環境センターへ搬入する場合の手数料で、粗大ごみが300円から500円、特定粗大ごみが600円から1000円に引き上げられる。来年の4月1日からを予定している。

 今回の値上げの目的は手数料の適正化とごみの減量化推進の2つ。粗大ごみは排出する市民が手数料を支払い、処理が行われている。しかし、現状では実際に掛かる経費と手数料に隔たりが生じている。市が過去3年間の実績から粗大ごみ1点あたりの経費を算出したところ、環境センターへ搬入する場合は560円、戸別収集は650円だった。現在、環境センターへ搬入される粗大ごみは年間で約14万点(過去3年の平均)ある。市環境事業課では、値上げにより、手数料が年間2000万円増えると予測。同課の担当者は「時代の流れもあり色々な経費が掛かる中、手数料との乖離を是正するための適正化」と説明する。

発生抑制に期待

 手数料の値上げには、粗大ごみの発生抑制、再利用を促し、減量化、資源化を図るねらいもある。同課では「購入する時に少しでも長く使えるもの、より丈夫なものを選ぶなど、物を大切にする心を醸成するきっかけになれば。物はゴミだと思った瞬間にゴミになる。そうならないように買う時から考えてほしい」と話す。

 粗大ごみのもう一つの排出方法である、戸別収集についての手数料は、粗大ごみが500円、特定粗大ごみが1000円のまま据え置きとなる。超高齢社会のなかで、自家用車等で環境センターへ搬入することができない市民が増えると予想されるためで、社会情勢に配慮したという。

パブコメ実施中

 市では、「厚木市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部改正」に関するパブリックコメントを現在実施している。条例の改正内容は、市役所の市政情報コーナー、厚木市ホームページなどで閲覧できる。提出期限は10月25日(日)まで。

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