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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2020.12.11

圏央道の宝物
富塚豆腐店が準グランプリ
「業界自体を盛り上げたい」

  • 受賞を喜ぶ富塚専務(右から2人目)ら関係者

  • Soy Biを使用した料理事例(トマトソース添え・包み揚げ・素焼き)

 地域の物産品からヒット商品を育てる企画「にっぽんの宝物プロジェクト」の地方大会「圏央道の宝物グランプリ」(平塚信用金庫など圏央道沿い5信金らが主催)が12月3日に東京・中央区で開催され、厚木市から唯一出場した「(有)富塚豆腐店」(愛甲東)が準グランプリを獲得。来年3月に開催される全国大会の出場を決めた。

 同店が提案したのは、『とうふ屋が考える新商品 Soy Bi(ソイビー)』。=写真右下

 アレルギーや宗教上、健康上の理由などで食べられるものが制限される人にも食べられる商品を目指して開発されたもので、豆乳、豆腐、おから、大豆たんぱく、玉ねぎを主原料としている。富塚龍助専務は「和洋中の料理に使用でき、可能性は無限大。取引のあるホテルの料理人から『ほとんど豆腐なのに美味しい。しかもすべて自社製造していて、今後絶対必要とされる』と太鼓判を押された」と話す。

 同豆腐店は1865年創業。創業当時から職人の技で美味しい豆腐を作り続け、県の豆腐五撰にも選ばれ、現在は高級料亭やホテル、関西地域にまで豆腐を卸している。同専務は「少しでも多くの方に豆腐の素晴らしさを知っていただき、豆腐屋業界全体を盛り上げていきたい」と話した。

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