一般社団法人厚木歯科医師会(難波勝文会長)が3月25日、厚木児童相談所へ歯ブラシ300本を寄贈した。
児童相談所とは、虐待や子どもの発育に関する相談、非行、不登校などの支援にも対応する施設。子どもの一時保護も行われており、子どもの心身の安定を図るとともに、学習指導や生活習慣が身につくように生活指導も実施する。
歯ブラシの寄贈は、規則正しい生活習慣や「正しい歯みがき」を身に付けてもらうための取り組みとして行われたもので、昨年に続き2回目。
難波会長は「厚木歯科医師会の会員である歯科医師は、学校歯科検診などで多くの場面で子どもたちと接しています。そして、子どもたちだけでなくご家族とも関わる機会を多く持っています。虐待の早期発見には歯科医師の「気づきの力」が有効であり、歯ブラシ寄贈を契機に、より積極的に虐待防止に向けた歯科医療の提供に努めてまいります」と話す。
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