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厚木・愛川・清川 文化

公開日:2021.07.23

厚木東高校人形浄瑠璃部
伝統芸能を全国で披露
紀の国わかやま総文に出場

  • 6人のメンバー

  • 見どころ場面で熱が入る

 厚木市王子の県立厚木東高校(村越みどり校長)の人形浄瑠璃部が、7月31日(土)から8月6日(金)まで和歌山県で開催される「第45回全国高校総合文化祭和歌山大会(紀の国わかやま総文2021)」に、神奈川県代表として出場する(同校の発表は8月4日)。



 同大会は、”文化部のインターハイ”と呼ばれる全国大会で、同校が臨む郷土芸能部門には58校が出場(神奈川県から2校)。地元の芸能を広く伝えていくとともに、全国各地の郷土芸能を知ることを目的としている。



 1906年創立の同校で同部は72年創部と、半世紀近い歴史を持つ。今年度は男子3人を含む3年生4人、1・2年生各1人の部員6人で活動。放課後週2回、同部卒業生が中心となり活動する『あつぎひがし座』メンバーの指導のもと、稽古に打ち込み、2年ぶりに全国の舞台に臨む。



 7月19日には総文に向け、演目となる「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし) 大井川の段」の動きなどを確認。お互いに話し合い人形の動きをチェックするなどチームワークのよさが垣間見られた。



 顧問の佐藤愛教諭は、「昨年リモートを活用するなどして淡路島や長野県の伝統芸能を受け継ぐ高校の部と交流ができ刺激になった。またそうした中で話を聴く機会があった郷土芸能を研究する大学教授が、『伝統芸能はもともと楽しいものなので若い人たちも楽しんでほしい』と話しており、まさに生徒たちには楽しんで披露してほしい」とコメント。



 部長の水本拓翔さん(3年)は、「部員は仲がよく互いに信頼しチームワークが強味。今から緊張していますが、せっかくの全国大会なので楽しみながら発表をしたい」と、力強く語った。

 

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