厚木市内で10月28日と11月6日、自動車と歩行者が衝突する交通死亡事故が連続して発生し、厚木警察署では交通安全を呼びかけている。
10月の山際で発生した事故は、午前6時頃、幅4m程の市道で自動車と歩行者が衝突した。周囲がうす暗く、ドライバーは歩行者に気が付かなかったという。また、11月に宮の里で発生した事故は、午後5時頃、交差点で右折する自動車が横断歩道を横断中の歩行者と衝突。ドライバーは衝突するまで歩行者に気が付かなかったという。
厚木署によると、今年の交通死亡事故件数は管内で7件。昨年比で4件増えている。「歩行者は車のドライバーに気づいてもらえていると思うかもしれないが、実際は死角に隠れていたり、遠くを見ていたりと、気づいていないこともある。青信号でも車を信用せずに安全確認をしてほしい」と話す。さらに、「ドライバーとアイコンタクトをする、大人でも手を上げて横断するなど、意思表示をして安全を確認してほしい。また、白などの明るい服装、反射材を活用して自衛する意識を」とアドバイスする。
厚木署では事故の発生を受けて、取締りを強化しているほか、キャンペーンや市内のデジタルサイネージなどで注意喚起をしている。
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