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公開日:2022.02.25

厚木市
パネル展示をVR(バーチャルリアリティー)で
「さがみ自然フォーラム」

  • 実際のVRから抜粋した画像

 厚木市とNPO法人神奈川県自然保護協会が共催するイベント「さがみ自然フォーラム〜SDGsから自然を考えよう〜」が、当初予定していたアミューあつぎでのパネル展示およびワークショップから、「VR」を使ったパネル展示に変更して開催されている。パソコンやスマートフォンからいつでも展示を観ることができる。

 さがみ自然フォーラムは、生物多様性の大切さについて多くの人に理解してもらう機会にしようと2002年に初めて開催され、今年で21回目のイベント。生物多様性についての調査・研究や保全活動に取り組んでいる県内の自治体や団体、学校などがパネル展示や活動発表を行っている。

 今年も2月10日から14日にアミューあつぎを会場としてパネル展示やワークショップを行う予定だったが、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、まん延防止等重点措置の適用期間に。そこで、イベントの手法を「VR」を使ったパネル展示に変更して開催することになった。

 「VR」とは、「Virtual Reality(バーチャル・リアリティー)」の略で、コンピューターなどを用いて人工的な「仮想現実」を作り出す技術。今回はこのVRによって、パソコンやスマートフォンの画面を通して実際に会場にいるような感覚でパネル展示を観覧することができる。厚木市では、パネル展示にVRを活用したイベントは初だという。

 展示は、上荻野小学校や相川小学校、東京農業大学、慶応義塾大学、横浜国立大学のほか、飯山農楽校やこどもの森クラブといった市内で活動する市民団体など40以上の団体が参加しており、さまざまな視点で生物多様性について理解を深めることができる。

 担当の市環境政策課は「行政のイベントとしてはあまり例のない展示手法だと思います。ぜひ、ご覧になってください」と話している。観覧は厚木市ホームページの「第21回さがみ自然フォーラム」のページまたは下記二次元コードから。5月15日(日)まで観覧できる。問合せは、市環境政策課【電話】046・225・2749へ。

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