厚木・愛川・清川 文化
公開日:2022.04.22
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金婚記念に二人展
高橋正義さん・マサさん夫婦
▽結婚40周年を記念して開いた初めての二人展から10年。金婚を記念して通算5回目となる二人展を開催する。夫の高橋正義さん(78)は、主に絵画を、妻のマサさん(72)は、手作りの絵本を中心に、作品を展示。孫や愛犬・ビリーをモデルにしたものや、日常や旅先の風景を題材にしたものなど、二人がこれまでに創作した中でお気に入りのものを並べる予定だ。
▽正義さんが絵を描くようになったのは、中学2年の時。鉛筆で描いた手のスケッチが初めて学校の廊下に張り出され、褒められたのをきっかけに美術部に入部。以降、社会人になってからも勤め先の美術部や地域のサークルに所属し、趣味として創作活動を続けていた。22歳の時には、神奈川県展で県知事賞を受賞したことも。一方、マサさんが絵を描くようになったのは、そんな正義さんとの結婚がきっかけ。「主人に絵を教わった感じ」「いやいやいや」と笑い合う二人。出かける時には、スケッチブックなどの画材を携え、気に入った風景は描き止めた。
▽「マサ先生!」。マサさんは、娘が翌年に中学校入学を控える頃、「自分も勉強が必要だな」と、厚木市立図書館で視覚障害がある人に向けて行う対面朗読ボランティアをはじめた。その後、孫の誕生を機に、素話の勉強をじめ、読み聞かせ活動を行うように。素話や読み聞かせをする中で、頭に浮かんだ絵を形にしようと絵本も作るようになった。近所の公民館の子育て支援の場、保育所、戸田小などで長年読み聞かせ活動をするうちに、地域の子どもたちから「”マサ先生”と呼んでもらえるようになった」と微笑む。今回の展示会でも、要望があれば随時、読み聞かせをしたいと思っている。
■第5回絵と絵本の二人展/4月27日(水)〜5月3日(火)/午前10時〜午後5時(初日1時〜、最終日〜2時半)/あつぎアートギャラリー(アミューあつぎ5階)/(問)あつぎ市民交流プラザ【電話】046・225・2510
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