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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2022.07.15

「皆さんの話聞きます 」
最勝寺「嬉聞耳(ききみみ)地蔵尊」

  • 開眼式でお経をあげる宮崎住職

 「お地蔵さんに愚痴や不満を話すことで、穏やかに過ごす日が続きますように――」。

 厚木市旭町の最勝寺(宮崎幸次住職)にある「嬉聞耳地蔵尊」が話題になっている。右手を耳に当て、柔和な表情が特徴の同地蔵。約3年前、市内石材店の店主から寄贈されたものだ。

 これまでは、寺正面の地面に設置され、台座は低く訪れる人はしゃがんで語り掛けていた。このほど、市民から寺のために役立ててほしいと受けた寄付金で、高さのある台座を設け訪れる人が話しかけやすくした。また、同地蔵を風雨から守るため新たに屋根が付けられた。

 6月25日、同地蔵に魂を入れる「開眼式」が行われた。宮崎住職は「悲しい事件やトラブルが絶えない世の中。悩みや愚痴は生きている以上少なからず抱くもの。お地蔵さまに話すことで、少しでも心が穏やかになり、凶悪な事件がなくなる世の中になれば」と願った。

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