厚木東高校陸上部の矢口陽太さん(3年)が、8月3日から徳島県で行われる全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の1500mに出場する。
矢口さんは5月の県大会で同種目1位、6月の関東大会では自己ベストで2位に入賞。好成績を重ねてインターハイへの切符を手にした。「調整から本番のレースまで上手く行った」と笑顔で振り返る。
初のインターハイについて「関東大会で2位に入賞できたことで、自信を持って臨める」と闘志を燃やす。目指すはもちろん「優勝」だ。
ハイレベルな選手たちが集う大会だけに、練習にも力が入る。自身の課題は「インターハイでも通用する持久力」と分析。日々の練習では1万m以上の長い距離を走り込むことで持久力をつけ、1500mを早いスピードで駆け抜けることができるように自分を追い込む。厳しい練習がさらなる自信につながる。
少年の頃はサッカーをしていた矢口さん。誘われて中学生の頃から陸上を始めた。中学時代は持久力にも自信があり、3年時には、県8位に入賞。走る楽しさにのめり込んでいった。しかし、高校に進学すると、レベルの高い選手もおり、それまで長所と思っていた持久力が「全国レベルにはまだまだ足りない」と痛感したという。インターハイという大舞台に向け、気持ちを切り替えて足りない力を補う。
一方、サッカーで鍛えたスピードには今も自信がある。「ラスト300mでは誰にも負けないように、自分の武器として磨きをかけています」と話す。大会を控え、松尾正弘顧問も「重い練習と軽い練習を織り交ぜるなど、調整は順調に進んでいる」と太鼓判を押す。積み重ねた練習を胸に、大一番に挑む。
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