戻る

厚木・愛川・清川 トップニュース社会

公開日:2022.08.26

マイナンバーカード
徐々に普及進む
7月の自治体交付率を発表

  • 厚木市役所のマイナンバーカード申請コーナー

  • マイナンバーカード(見本)※総務省ホームページより抜粋

 総務省はこのほど、交付を進めるマイナンバーカードの今年7月末時点での全国の自治体の交付率を発表した。全国平均が45・9%で全国トップは宮崎県都城市の82・6%。神奈川県全体は49・7%となり、本紙発行エリアの3市町村では、厚木市が全国平均を上回るものの、愛川町・清川村は一歩届かない状況だが、徐々に普及が進んでいる。



 マイナンバーカードは、氏名・住所・生年月日、個人を識別する12桁の個人番号に加え、顔写真の入ったICチップ入りのカード。電子申請にも利用でき、公的な身分証明書として2016年1月から総務省が普及を進めている。



 同カードは2015年に導入された「マイナンバー(個人番号)制度」に基づくもので、国が管理し、身分証明書や健康保険証としても利用でき、行政手続きの簡素化などのメリットがあるが、個人情報の漏洩などのリスクを懸念する声もある。



 総務省の発表によると、7月末時点での交付率は厚木市46・9%、愛川町44・1%、清川村42・6%と、全国平均は下回るものの普及が進んでいる。



 マイナンバーカードの普及に関しては2021年の閣議決定で、2022年度末までに「ほぼ全国民に行き渡ることを目指す」としている。同省では、今年9月末までに申請を済ませた人を対象とした「マイナポイント」のキャンペーンを実施。また7月下旬から9月上旬にかけ、カードの未取得者およそ5500万人を対象に、オンライン申請が可能な二次元コード付き交付申請書を順次発送するなど、制度の普及を進めている。



申請方法



 マイナンバーカードの申請は各市町村の窓口のほか、「マイナンバーカード総合サイト」から申請可能。また街中の証明写真機(対応のもの)のほか、7月からは全国の携帯電話ショップで申請サポートが始まった。



 厚木市では、市民課で受け付け。窓口では申請補助サービスを導入し、本人確認書類のみで申請が可能となる。受付は平日と土曜日の午前。



 愛川町では、住民課で受け付け。毎月最終日曜日の午前に休日交付窓口を開設している。



 清川村では、税務住民課で受け付け。



 各市町村では今後もマイナンバーカードの周知を続けるとしている。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

厚木・愛川・清川 トップニュースの新着記事

厚木・愛川・清川 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS