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行者が火を歩く 七沢観音寺で採灯護摩供

文化

公開:2022年9月23日

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燃える護摩壇をくずし、ならしてゆく
燃える護摩壇をくずし、ならしてゆく

 七沢観音寺(林慈照住職)で9月18日に採灯護摩供と火渡り修行が行われた。無病息災などを祈る行事で、例年この時期に行われている。

 台風を前に雨が降り注いでいたが、修験道の行者たちはものともせず雨天決行。法螺貝を吹きながら境内を巡り、護摩壇を囲み、弓を手に矢を放ったり、刀などを手にして祈る光景も。

 松明は濡れていたが、蝋燭の火を根気よく移すとモクモクと白い煙を吹き出し、炎に包まれた。杉の木を組んだ護摩壇は雨に打たれても火は弱まる気配はない。その後とび口を使って護摩壇をくずし、火の粉を散らしながら炎をならして、林住職や行者たちが次々にその上を歩いた。

 火渡りには疫病などをを祓う意味もあり、一般の参詣者も火の中へ。意を決したように駆ける人や、落ち着いて合掌しながら歩く姿もあった。林住職によると「今年の火は優しかったですね」。火渡りを終えた行者の一人は晴れ晴れとした表情で「火は水のようなもの、熱さは感じませんでした」と語っていた。

炎を歩く行者
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