9月23日にアミューあつぎで開催されたオレンジフェスタで、来場者が認知症をVR(仮想現実)で疑似体験した。
本紙記者も黒いゴーグルとイヤホンを着用してみた。別世界の光景が広がり、電車に乗っている自分がいた。「どこで降りたらいいか分からない」状況におかれるシーンを体験したが、その戸惑いや不安、声掛けのありがたみを、リアルに感じ取れた。
体験映像のひとつ、レビー小体型認知症の映像は、実際にその当事者が原作と監修を手掛け、虫などの「幻視」も忠実に再現。別世界を体験した参加者同士で、気持ちを語り合った。監修者はビデオメッセージで「本物にしか見えない幻視を、頭から否定される事は辛い事。異常視せず共存できるようにしてほしい」と語りかけていた。
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