厚木・愛川・清川 文化
公開日:2023.01.27
妻田薬師でお焚き上げ
長年続く伝統行事
厚木市の妻田薬師で1月21日、お焚き上げが行われた。
お焚き上げは、粗末に扱うことができない品物や故人が生前に大切にしていた遺品などを、神社や寺院で供養した後に焼却する宗教儀式。
しかし妻田薬師では主に正月に使用した松飾りやしめ縄などを焼くどんど焼き的な伝統行事として、長年この時期に実施されている。
これまでは地元の白根自治会が行ってきたが、かなり大変な作業を要するため、今年から同自治会と妻田薬師保存会が協力して執り行うことになった。
この日までに境内には、大量の正月飾りやお守り、だるまなどが持ち込まれ、会員らは火の用心に気を配りながら約1時間半ほどをかけて、すべて焼却した。
関係者らは「これも新年の恒例行事。滞りなく済み、安堵した」と話していた。
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