戻る

厚木・愛川・清川 社会

公開日:2023.04.07

次亜塩素酸水が配布終了
3年間で15万リットル
厚木市の公民館

  • 最終日に来館した近隣の住民(南毛利公民館)

  • 館内にある生成機器

 厚木市の各公民館に設置されていた次亜塩素酸水の無料配布が、3月31日で終了した。

 3年前にアルコールが品薄になったため配布を開始。1人につき500ミリリットル限定で、館によっては行列ができた。その後アルコールが店舗で購入できるようになり、最近の利用は1日3〜4人程度にとどまっていた。3年間でのべ30万人が利用し、配布量は15万リットルに及ぶ。

 次亜塩素酸水の生成機材は3年前から介護用品関連の企業・プライムケア東京(株)(海老名市)が市に無償貸与しているもの。水道をつなぎ薬剤を入れ、スイッチを押すだけで次亜塩素酸水が出る。市内6公民館を拠点に生成し、別の館にタンクで運んでいた。

 市の担当課は「当時はアルコール消毒液が手に入らずワラにもすがる状況で、同社の協力はありがたかった」と振り返る。配布は終了するが今後も館内の消毒などに機材を活用する。愛川町と清川村では3年ほど前に配布したが、すでに終了している。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの新着記事

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS