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厚木・愛川・清川 スポーツ

公開日:2023.04.28

女子レスリング
小原さんJOCで準優勝
市内サクシードジム所属

  • 銀メダルを手にする小原さん

 JOCジュニアオリンピックカップ令和5年度ジュニアクイーンズカップ・レスリング選手権大会が4月8・9日に東京都足立区の東京武道館で開催され、サクシードジム(厚木市旭町)のレスリングスクール「 FIRE BOYS」に所属する小原心花(ここは)選手(中3)が準優勝を果たした。

 JOCジュニアオリンピックカップは、(公財)日本オリンピック委員会が加盟競技団体の開催するジュニア競技大会の質的向上と、オリンピックや世界選手権大会で活躍できる選手の発掘・育成 を目的とする選手強化事業のジュニア対策の一環。大会における優秀な選手を表彰するとともに、大会優秀選手1人にJOCジュニアオリンピックカップを授与する。

 この大会は公益財団法人日本レスリング協会主催の女子フリースタイルで競う。U15(15歳以下)・U17・U20・U23のカテゴリー毎に体重別の階級に分かれる。

 小原選手は、U15の42kg級に出場。トーナメントで3試合を勝ち上がり決勝へに進んだが、僅差で惜しくも敗れた。

 この大会の結果などを参考に各階級の日本代表が選出され、アジア選手権に出場できる。小原さんは昨年39kg級で優勝。代表入りしアジア選手権で3位入賞を果たした。「昨年アジアで負けたことが悔しくてどうしても今年もう一度行きたい」と話す。コーチによると、「昨年優勝で今年準優勝なので、まだ代表に選ばれる可能性は十分ある」という。

 「気持ちが強いことが最大の武器」というように、今大会の準決勝でも0-9とポイント的に配色濃厚の中、終了間際にフォールを決め大逆転勝ちを収めた。

 親に勧められ小2で始めたレスリング。「諦めなければ最後の最後まで何が起こるかわからないのが一番の魅力。このまま高校でも続け、続けるからにはオリンピックも目指したい」。日本代表入りの朗報を待つ。

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