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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2023.05.19

厳しい訓練、共同生活へ
144人が消防学校入校

  • 手の置き方や帽子の向きまで揃った学生たち

 県消防学校(厚木市下津古久)で、県内で採用された消防職員たちの初任教育が始まった。

 9月29日までの半年間、共同生活を送りながら座学や訓練を重ねる。カリキュラムは消防関連の法律をはじめ、物理化学や建築、気象、救急や消火など様々。さらに選択研修には英会話や無線なども含まれている。

 今年の入校生は144人で、うち女性は13人。平均年齢は21・8歳で、厚木市消防本部の14人、愛川町消防本部の3人が入校した。

 4月13日の入校式では整然と並んで入場し、微動もせずに前を見据え、指先までそろった動きを見せた。「新型コロナを発症すれば訓練が受けられない」と感染防止を徹底、国歌も演奏にとどめた。中村純也校長は「皆で助け合い、切磋琢磨して乗り越えて」「県民の命と財産を守る、信頼される存在になってほしい」とエールを送った。

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