厚木市と清川村の事業所で初期消火にあたる自衛消防隊員約30人が、5月22日に文化会館駐車場で訓練を行った。
参加者は製造業や警備業、宿泊や行政など様々で、屋内設置の消火栓の使い方などを消防職員に教わった。
消火栓には2種類あり、ホースが丸く収納された1人で操作できるタイプと、2人いなければ放水できない機種がある。どちらが備えられているのか建物によっても様々だが、2人操作のタイプはチームワークが欠かせない。参加者は水圧に耐えながらホースを握り、炎に見立てた的に見事命中。消防職員は「室内でホースを延ばす際は折れ曲がりなどにも留意して」などのアドバイスを受けていた。
大規模工場に勤務する男性は「ホースが暴れそうな感じ。オフィスにある消火栓はめったに開けないし、放水訓練も難しいのでは」と語り、別の女性参加者は「長時間水圧に耐えるのは難しい」と汗をにじませていた。
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