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厚木・愛川・清川 経済

公開日:2023.07.21

県内路線価
本厚木駅 県2位の上昇率
再開発事業で注目

  • 本厚木駅北口

 東京国税局は7月3日、2023年分の相続税や贈与税の算定基準となる路線価を発表し、「本厚木駅北口広場通り」が同局管内の1都3県、および県内において、2位の上昇率となった。

 路線価は、全国の民有地の宅地、田、畑、山林などを対象に、同一価格の土地に面した路線1平方メートルあたりの価格を指す。国税庁が毎年1月1日時点の価格を公表している。

 厚木税務署管内の最高地点は「本厚木駅北口広場通り(中町2丁目)」。価格は101万円で前年から11万円上昇。変動率は12・2%で、前年の4・7%から大幅に上昇した。また、変動率の順位は、東京国税局管内の東京・神奈川・千葉・山梨全体でも2位だった。

 本厚木駅北口エリアは市役所移転にあわせた再開発事業が進んでいる。また近年は、不動産企業や各種メディアによる「借りて住みたい街」「共働き子育てしやすい街」にも上位にランクインし、不動産価値の高まりが顕著となっている。

15年ぶりに県内全上昇

 県内18税務署管内の最高値も15年ぶりに全地点で上昇。平均変動率は2・0%で、コロナからの回復傾向が見られた。

 県内の変動率1位は神奈川税務署管内の「横浜市道高島台107号線/鶴屋橋北側(横浜市神奈川区鶴屋町2丁目)」で14・2%だった。県内の最高路線価は「横浜駅西口バスターミナル前通り(横浜市西区南幸1丁目)」の1千680万円で45年連続首位だった。

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