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厚木・愛川・清川 教育

公開日:2023.09.01

厚木市
子育て時期は宝物
アミューあつぎに書を寄贈

  • 書を前に八木さん(左)と山口市長(右)

 厚木市在住の書道家、八木梢葉(しょうよう)(本名・八木千代子・85)さんが8月24日、アミューあつぎで山口貴裕市長に書を寄贈した。これは山口市長が7月に、同施設の5階にある「あつぎアートギャラリー」で開いた八木さんんの個展に訪れた際に今回、寄贈した書に感銘を受けたことがきっかけ。

 八木さんは山口市長の「書の出来栄え、意味も市が掲げる子ども政策にぴったりだ」との声に寄贈を申し出た。

 作品の大きさは縦240cm、横60cmの大作。万葉集に収録されている山上憶良の歌「銀も金も玉も何せむにまされる宝子に如かめやも」を「かな書」で書いた。意味は「どんな宝であっても子どもに勝るものはない」というもの。

 書は、市の子育て施設が集まるアミュー8階の屋内広場solaに設置された。

 八木さんは母校の東京女子大学で書道の講師を務め、書の道を追求してきた。著名な書道団体の会員で市内の教室で後進を育成している。

 寄贈の際、「多くのお子さんが集まる場に作品を飾って頂き感謝。子育てに一生懸命な方々にお子さん一人ひとりが宝であることを、書に目をとめた際に思い出してほしい」と話した。

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