厚木・愛川・清川 文化
公開日:2023.09.22
大道芸
「街かど」定期で復活
中町花の公園
道行く人の視線も集める緊張の大技-。本厚木駅北口近くの中町花の公園で9月16日、大道芸の歓声と拍手が響いた。10年ほど前に始まった「街かど大道芸」の一幕だ。
ワイングラスを重ねて額に載せているのは、平塚市在住の大道芸人・ハタダさん(26)。芸歴7年で、普段は都内を中心に活動している。公園では手際よく長短の棒を空中で舞わせたりと、緊張感を織り交ぜたジャグリングを披露し、周りからBGMにあわせて手拍子のリズムも。汗だくになり「人通りが少なめと思ったけれど、厚木は地元の人が多く、雰囲気がいい」と笑顔を見せていた。この日は「パペット落語」で活躍する笑福亭鶴笑一座も登場し、会場を盛り上げた。
市では大道芸の魅力を知ってもらうため、この「街かど大道芸」を開いており、芸の内容などを審査した上でストリートパフォーマンスライセンスを出している。市のイベントとはいっても、出演料はお客さんからの投げ銭だ。コロナ禍で大道芸は中断していたが、この日から再び毎月第3土曜日の開催が復活。10月は実施し、11月は11・12日に国際大道芸があるため休み、12月以降も第3土曜に開催する予定。
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