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公開日:2023.10.13

相川小が創立150周年
風船リリースや式典開催

  • 4月に撮影した記念写真(提供=株式会社 ひまわり空撮)と地上の様子

 厚木市立相川小学校が150周年を迎え、記念のバルーンリリースや式典などを続々と開催する。歴史は1872年(明治5年)の学制公布の翌年にさかのぼり、35年前に分離新設した戸田小とも歴史を共有している。

 創立150周年に合わせ、学校運営協議会やPTA本部役員による実行委員会が記念企画案を出し合い、準備してきた。

 児童から募った記念スローガンは「いつまでも キラキラかがやけ相川小!」。4月には航空写真を撮影したほか、今月中旬には児童がメッセージをつけたバルーンを空に放つ。10月28日(土)には関係者による記念式典を開き、同校を1987年に卒業した北京冬季パラリンピックスキー日本代表の田中佳子さんが記念講演を行う予定。年明けには記念誌発行や、児童の絵画作品を募り、NEXCO中日本との協働で、東名高速道路高架下に設置中の絵をリニューアルする計画もある。

戸田小学校も長い歴史共有

 大田垣洋校長は「150周年の事業で地域の皆さんとふれあい、応援を頂き、相川小が長い間支えられてきた歴史を改めて感じる」と話す。

 同校のルーツは真土村(平塚市)の「有章館」。学制公布など近代教育制度が生まれた背景もあり、1873年(明治6年)に戸田村の民家で支校が発足。92年(明治25年)に「尋常相川小学校」となった。

 関東大震災で校舎が大きな被害にあったが、戦禍をこえ「相川村立」から「厚木市立」となり、1967年には校歌を制定、74年に100周年の節目を迎えた。35年前には戸田小学校が分離・新設となり、93年に現在の相川中学校の場所から、現校舎に移転した。

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