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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2023.10.16

本厚木駅と愛甲石田駅
背後の盗撮、ミラーで抑止

  • 「あなたは撮られている」と添えられた鏡(本厚木駅)

  • 防犯キャンペーンの参加者

 「安全・安心まちづくり旬間」(10月11日〜20日)にあわせて、小田急本厚木駅と愛甲石田駅に今月上旬、盗撮防止ミラーが設置された。大阪府警が今年3月に実証実験で導入し、盗撮防止効果を認めたため、厚木警察署でも小田急電鉄の協力を得て導入した。

 本厚木駅のホームに上るエスカレーター沿いに設置されたのは2枚の鏡。女性利用者に対しては背後の盗撮に注意を呼びかけ、また盗撮犯には「見られている」と思わせ、萎縮させることがねらい。同署管内での今年の盗撮認知件数は22件(1〜9月)、うち駅での被害は3件だった。

 また旬間の前日・10日には防犯キャンペーンを本厚木駅北口で実施。署員や行政職員、関連団体メンバーなど約90人が啓発物品とビオラの苗を通行人に配った。

 有原馨署長は増加傾向にある特殊詐欺被害について「迷惑電話防止機能付き電話など、直接電話を受けないことが大切、家族で話し合い活用を」と呼びかけ、山口貴裕市長は「防止機能付き電話購入の助成は、年齢条件を70歳から65歳へと低くした。さらに普及させて被害を減らしたい」と意気込みを語った。

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