戻る

厚木・愛川・清川 スポーツトップニュース

公開日:2023.12.01

トランポリン白須篤人さん
世界で世代2冠
「将来は五輪でメダル」

  • 2つの金メダルを手にする白須さん

 第30回世界年齢別トランポリン競技大会が11月16日から19日までイギリス・バーミンガムで開かれ、厚木フュージョンスポーツクラブ(石田正人代表/妻田北)に所属する白須篤人さん(南毛利小6年)が11─12歳男子でシンクロと個人で金メダルを獲得した。

 白須さんは5月に行われた全日本年齢別大会の11─12歳男子で優勝。ここで「上位2位以内で派遣標準得点を突破」の条件をクリアしたことから代表入り。世界大会には同じく条件をクリアした都内のクラブ所属の選手と組んでのシンクロナイズド競技と個人競技に出場した。

 シンクロのパートナーとは世界大会までにお互いに行き来して幾度か練習の機会を設けたほか、国内3大会に出場。演技の息を合わせてきた。「技の空中での高さを合わせるのに苦労したが、本番ではうまくいった。パートナーにも恵まれた」と笑顔。

 個人では、「初の海外大会でしたが、先にシンクロを経験できたので、ほどよい緊張感で楽しく臨めた」とよい集中ができていたようす。

 コーチの石田代表は白須さんについて、「高さがある上、基礎が出来ているので技の美しさが出せるのが一番の強み」と評価する。

 白須さんは、「2競技とも目標としていた金メダルが獲れてうれしい。当初はあまり実感がわかなかったが、周りの反応等で徐々に世界一なんだと意識してきた」とはにかむ。続けて「コーチや家族ら周りの人たちに感謝したい」とし、次回再来年の13─14歳の世界大会で連続の金を狙う(来年は五輪開催のため大会はなし)。

 最後に満面の笑顔で「将来はオリンピックでメダルを獲りたい」と力強く語った。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

厚木・愛川・清川 トップニュースの新着記事

厚木・愛川・清川 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS