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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2023.12.07

【Web限定記事】厚木市消防本部
民間会社とドローン訓練
協定に基づき実施

  • 水難事故を想定しドローンを操作

 厚木市消防本部は11月27日、市と包括連携協定を結ぶスカイジョブ合同会社と無人航空機(ドローン)の活用に関する合同訓練を中津川(中依知)で実施。市消防隊員8人が参加した。

 同訓練は、ドローン操作の技術向上と消防隊員相互の連携強化を図ろうと2020年に締結した同協定に基づき行っているもので、今回で3回目。

 当日は、同社パイロットの高梨智樹さんのアドバイスを受けながら操作を確認。実際の災害時活動と同様、ドローンの設定などの活動準備からスタートし、中津川での水難事故を想定した検索訓練へと進んだ。

 要救助者を検索するために河川上の目標地点にドローンを飛ばし、高さや搭載しているカメラの向きを変える操作などを実践し、さまざまな角度から検索できるよう技術向上に取り組んだ。

 訓練に参加した消防総務課の小原良太さんは「実際の現場を想定した貴重な訓練機会となった。今回学んだドローンの操作や知識をみんなで共有していきたい」と話した。

 高梨さんは「河川での合同訓練は初めて。要救助者を探す実践的な訓練を経験でき、勉強になった」と話した。

 同市消防本部では3機のドローンを配備。職員の技術向上に努め、水難事故をはじめとする各種災害に備えている。

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